「闘病日誌、第8回」2021-7-5-(月)
=パニック発作…ケアへの取り組み=
[はじめに]
特定の苦手な人や場所による刺激により…頑張るとか、兎に角万策を尽くすとか言うことを取り越して発作が起こります。すなわち「我」を中心に据えたすべての存在・空間に苦手意識を持ったら、私はもうこの世界では生きていけません。パニック発作…ある意味コロナよりもタチの悪い疾患。私が本・ネット・個人的経験を元にその対応マニュアルを作成したモノです。ナースが毛嫌いする会議資料コピーを、ドクター自らの手でコピーをしてもらった文書です。(患者の文書のコピーを何で私たちが???、遠くのコンビニで勝手にやったら???、だそうです…。(><) 先生有難う❣️。)
[CONTENTS(目次)]
①、発作ログの作成
②、日常生活の見直し
③、周囲の理解への吉田のお願いメッセージ・発作時の対応マニュアルの作成
[本文]
①、[発作ログ(=セルフモニタリング)の作成]
<目的>
行動を客観的に捉えることで、自分の課題を掴みやすくする。集積データからの有用情報の汲み出し。
<項目>
>ログメモ帳…見出し項目
❶、どんな状況?いつどこで?
❷、どの位の不安・恐怖?
❸、どんな身体症状?身体感覚?
❹、どんな処置を取った?
②、[日常生活の見直し、チェックリスト]
❶、喫煙・カフェイン・炭酸飲料の摂取厳禁
❷、生活での「忙しさ」「ストレス」の極力の回避
❸、充分な睡眠・早寝早起き
❹、その他、理想的な生活サイクルの形成
タスク
>A4紙に書き出し紙に貼り出す。
>担当ナースとの日々のチェック。
③a、[医療チームへのお願い事]
>周囲の理解が心の支えになる。
>本人を追い詰める心ないプレッシャーに注意❣️
a、何となく苦しそうだが、おさまるとケロッとしている。
b、検査で異常ないのに発作を繰り返す。
AB>どこも悪くないのに騒ぎすぎ…仮病でしょ?
c、「発作が起こるかも」と強い不安を抱いている。
C>気が弱いなあ…そんな事でどうするの?しっかりして‼️
d、部屋に閉じこもってばかり。
D>なんでそんな事しているの?甘えすぎ‼️
タスク
>この文書をコピー又は活字文書にして、ミーティングで医療チーム皆んなで話し合い・共有をしてもらう。
3b、[発作時の対応マニュアル]
目的>吉田発作時の対応を、医療チーム全体の共通了解事項とする。
<吉田発作時の状況>
思考停止又は困難で、極度の不安・恐怖・知覚過敏状態が続きます。
<服薬>
頓用薬💊リスペリドン内服液(連続使用は一時間空ける事・一日3本まで)
<備考>
部屋で落ち着かない時は、監察室をお借りします。(後に個室手配というドクターの英断🩺により、この項削除…。)
了