吉田…誰が為に精神医療!!

首都圏内…某精神医療センター。この病も何かの縁!、医術を・心を・人間を…学ぼう!

「闘病日誌、第7回」2021-6-28-(月)

=被害念慮・アンガーマネジメント、心理療法…=

 

吉田ケース、

 

<議論の整理…出来事>

>3月9日にこの病棟に転棟して以来、吉田はずっと同じ病室(定員4名)にいる。その307病室で吉田は65-70歳位の男性と不穏な空気…弱々しくて頑固そうなお爺ちゃん。どうも気まずい。(T . T)

 

[認知構成法]このフォーマットに記入していく…

<認知>

:外界・他者からの刺激による反応に対して浮かんだ考え

>彼は私に敵意を持っているようだ。彼は嫌な男だ。

<感情>

>怒り90 鬱陶しい90

<考えの根拠>…だってこうなんだもんっ。

・彼が側にいると落ち着かない。

・彼の一挙一動がどうも嫌だ。

<考えへの反証>…でもこうも考えられるよね。

・根性の悪い患者が、この東3病棟に居るはずがない。

・彼が竹田さんと、とても仲良く接しているところを何回か見た。

<合理思考>良い子はこう考えようね。

・彼の敵意は、私への誠実なおしかりと改善要求だったのでは。

 

・認知構成法…学習ポイント

 

<ABC理論>

     /アルバート・エリス(米、心理学者)

(>認知再構成のベース理論)

 

A(Activating Event)きっかけとなる出来事

=>

B(Belief)信念。認知や考え方(=中核信念)

=>

C(Consequence)結果。感情や行動。

>ABC理論とは、このABCの流れをマネジメントする理論である。

>出来事の認知の仕方によって結果は変わる。

 

<フオーミユレーシヨン>

(:認知再構成法のベース概念)

(=公式化・定式化・処方)

=>患者の認知❗️・感情❗️・行動❗️に関するデータを集めて、それを仮説に次ぐ仮説…という分析手法によって、問題解決としての診断・治療を行っていく。

 

・認知❗️:外部刺激に対する反応・意識形成。

・感情❗️:認知から生まれた気持ち。

・行動❗️:認知から生まれた行動。

 

<余談…解決への第一論点>

 

・不機嫌な高齢者>致し方ない事情…

>高齢になると脳の前頭葉が収縮し、その為に1、判断力が低下し2、感情の抑制が効かなくなる。

>高齢者…男性…は、男性ホルモンであるテストステロンが低下し、60代70代になると女性の更年期にも似た抑うつ症状が起こる。

 

・そして更に日本の高齢者が抱える問題…

>病気・身体的な不自由・金銭的な不安。

>深刻な孤独感。満たされない承認欲求。

 

・対策

>声を掛ける・挨拶をする・感謝をする・褒める

 

<イジメ・嫌がらせ対策…第二論点>

[解決案、書き出し]

・強い心、強い身体をつくる

・呼吸法の実践

・イメージトレーニン

・認知再構成

・お祈りノート

[お祈りノート、書き出し]

・イジメ・嫌がらせと闘う日々は、絶好の授業・鍛錬の日々である。

・障害者施設で私をクソ味噌にイジメたMさんに、私は打ち克ち、今二人は最高の人生を歩んでいます。

・「みんなで助け合って、みんなと仲良く楽しく…」を願っていれば、私はどんなイジメや嫌がらせにも打ち克ちます。

・喧嘩が激しければ激しい程、陰湿であれば陰湿である程、最終的にはその二人はお互いに最高のパートナーシップを築くことが出来る。

・イジメと闘い、愛するものを守り、徹底的にイジメに打ち克ちます。

 

<融和に向けた取り組み…第三論点>

[解決案、書き出し]

・常日頃のタイミングの良い明るい挨拶

・私からの承認メッセージの発信

・お祈りノート

[お祈りノート、書き出し]

・Sさんは「昭和の人❗️」日本が誇る最高の賢人である。

・私はお年寄りに対して、最上の敬意と愛情を抱きます。

 

                 了